回路設計リペアサービス

回路設計リペアサービスとは

生産中止部品による再設計をすることでソフト資産を生かすことが可能になります。
Z80や周辺LSIの生産中止などでお困りではありませんか??

回路設計リペアサービスの概要

回路設計リペアサービスには主に下記の2つがあります。

  • ①ハード的な機能もソフトも全く変更したくない場合。
  • ②基本的な機能は継承するが、機能追加やソフト修正などを行いたい場合。

回路設計リペアサービスイメージ

ケース①

ハード的な機能もソフトも全く変更したくない場合

対策方法
  • CPUはZ80相当をFPGAに組み込む。
  • ハード的な機能は同等。
  • ソフトは変更なし。
  • ソフト資産を変更なしで有効活用することができる。

    回路設計リペアサービスイメージ図

    ケース②

    基本的な機能は継承するが、機能追加やソフト修正などを
    行いたい場合

    対策方法
  • CPUはNiosⅡをFPGAに組み込む。
  • ハード的な機能は既存基板+機能追加。
  • 既存ソフトを最大限利用して機能追加。
  • ソフトの変換は専任のテクニカルエキスパートがサポート!

    回路設計リペアサービスイメージ図

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    回路設計リペアサービスのメリット

    • 周辺回路もFPGAに入れて基板面積を小型化
    • 部品点数削減で部品生産中止のリスクが低減
    • 機能アップ、仕様変更などがFPGA内部回路変更で可能
    • ソフトの処理に変更することでソフト負担を軽減し、高速処理が可能
    • ハードによる高速処理が可能

    回路設計リペアサービスの可能性

    「回路設計リペアサービス」は生産中止になったLSIの機能をFPGA内に構築し、生産困難になった基板を改版し継続供給可能にします。
    従来使用されていたZ80CPUやその周辺LSI(8522,8251,8253など)は生産中止となり、基板の継続供給が難しくなっています。
    回路を再設計し、新しいCPUに変更した場合、ソフトを変更せずに移行することは困難です。
    一方Z80のソフトは長年にわたり蓄積され、そのソフト資産を有効活用したいという要求があります。
    またソフト変更する人材や環境がないという問題もあります。
    このような問題と解決するのが回路設計リペアサービスです。
    Z80や周辺LSIをFPGA内に構築することで、ソフトは一切変更することなく使用可能です。生産困難になった基板をリペア(復旧)します。

    回路設計リペアサービスの一般的な流れ

    1. 既存回路図の開示をお願いいたします。(必要であればNDA締結)
    2. 機能追加、変更のご要望を承り、弊社から構成などを提案します。
    3. 仕様をまとめて見積りを提出します。
    4. ご発注をお願いいたします。
    5. 回路設計、アートワーク設計を行います(随時ご確認、ご承認)。
    6. 試作完成、立会い、納品。