onsemi静電タッチIC生産終了に伴う置換開発について
2021年4月にオン・セミコンダクター社より新潟工場撤退をきっかけに静電タッチ制御ICの生産を終了するアナウンスが出ました。2022年に最終出荷となり、市場在庫が無くなり次第完全終了となります。
これまで量産製品にオンセミ静電タッチICを搭載していた場合には改版か、完全モデルチェンジする選択を迫られます。
改版となる場合にはオンセミ静電タッチIC周辺回路を別メーカーICに置き換えて再構築が必要となります。
この時問題となるのは、代わりとなるタッチICをどんなものを選定すれば良いのか、どういった点に気を付けないといけないのか判断が難しい点にあります。
留意すべき点は①ハード面、②ソフト面、③タッチ性能・環境適応面で大きく3点となります。
①ハード面
・ICの通信インターフェース
・ピン配置・パッケージ形状
・入力チャンネル数
・電源電圧・消費電力(特にバッテリ―駆動の場合)
・電極パターン
②ソフト面
・ソフト制御全体に対するIC制御の処理負荷バランス
・IC置換によるソフト変更部を極力抑えることが可能か
・安全な移植が可能か
③タッチ性能・環境適応面
・感度調整(閾値・キャリブレーション)
・ノイズ耐性(EMC/ESD)
・水かけ誤作動耐性
東洋レーベルでは静電IC置換に伴う再構築も対応しており、現状製品SPECを極力落とさずに切替を可能とするソリューションがございます。
センサーフィルム、基板電極のどちらのケースにも対応可能であり、構造設計、高品質を維持しつつお困りごとを解決いたします。
是非ご相談ください。
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